ハチの形態と駆除
   ※衛生害虫
ハチとは昆虫綱ハチ目に分類される昆虫のうち、アリと呼ばれる分類以外の総称で、世界に約60,000種が知られています。

1 形態

ハチといえば毒針で刺すものと思われがちですが、実際に人を刺すのはごくわずかで20種ぐらいと見られています。本来ハチの毒針は、産卵管でありこれを木や他の昆虫に差し込んで産卵します。
毒針を他の目的の為に用いるようになったのは社会性の昆虫であるアシナガバチ、スズメバチ、ミツバチで集団で敵にあたります。
2 人間との関わり
人間は古くからハチを利用してきました。その経済的価値は大きく蜂蜜を取る養蜂業者、作物の受粉の助ける花バチ類を使う農家、健康食品に利用されるローヤルゼリー、またスズメバチの子を食べる地方もあります。
人がハチを強く意識するのは、毒針で刺されるから危ないからです。
3 ハチの駆除
家で巣を見つけた場合は、あまり巣に近づかず姿勢を低くして巣から速やかに離れてください。
どんな形状の巣で、それがどこに在るかを当組合にお知らせください。
防護服を着て、薬剤を巣に直接注入しハチを駆除します。
  
 

危険なハチの駆除に防護服を着ないで処理は出来ません。
またハチに対する知識を十分に持たないで駆除をして万が一失敗しますと命に関わることになります。危険なことは避けて、ぜひプロに任せてください。