しろありの予防と駆除 ◎ 害虫駆除の必要性
○しろあり防除と腐朽

 日本の木造住宅の寿命(建替サイクル)は、30年余りと言われて来ました。この事は木材に対する良い評価は高いものの、現実にはしろありによる食害や腐朽による劣化が多かったためです。
近年における木造建築は、木材の良さを最大に発揮する様に建築され、又、木材の欠点である、ねじれる・割れる・曲がる・腐る・しろありに食われる等の改善をされる建築を建築業界でなされる様になりました。近年の地震による倒壊家屋は重要な家の部材がしろありや腐朽家屋に多く見られたとの報告があります。今後、木造建築の構造の中での木材は、一つ一つの部材が長持してはじめて長期の耐久性を有するものと考えます。
薬剤を使用する立場上、近年における人の健康、住宅の健康に対して、組合、又、薬剤メーカ共々研究をしてまいります。